カズのプロフィール
2025.03.15更新
初めまして。カズといいます。コールセンター業界で働いて18年です。
コールセンターで働く従業員のおおよそ8割〜9割くらいは、非正規社員で構成されています。勤務地が近い、時給が高いなどで最初は満足していた雇用形態でも、将来を考えて正社員になりたいと思う人が一定数出てきます。
非正規社員から正社員に比較的早くなれる人もいれば、なかなか正社員に推薦されない人もいます。正社員になれるスピードは、スキルや経験の問題よりも正社員の推薦待ちが大きな要因です。
最近は深刻な人員不足の背景もあり、スーパーバイザーの正社員化が急速に進んでいます。正社員になれば年収もぐっと上がり、国税庁調査の平均年収458万円に近づきます。
一方、スーパーバイザーとして正社員になれたものの、5年以上同じ役職のままで昇進がない、年収が上がらないといった悩みも少なくありません。キャリアの停滞は年収の停滞に直結します。
私は現場のマネジメントや本社の人事部門の経験があり、多くの採用に携わってきました。非正規社員から正社員に早く昇進する人の特徴や、転職でキャリアの停滞を好転させて管理職やマネージャーになった事例に詳しいです。
私の知識と経験を余すことなくお伝えして、読者のお役に立てたら嬉しいです。
- 2006年 アルバイトオペレーターとしてコールセンターデビュー
- 2007年 スーパーバイザーに昇格。契約社員になる
- 2008年 アウトソーサー型コールセンターに転職。正社員採用される
- 2011年 アカウントマネージャーに昇格
- 2017年 管理職昇進試験に合格
- 2018年 人事部に配属
- 2022年 営業部に配属
- メーカーのデジカメサポート時代
- コールセンターとの出会いは2006年、自宅から近く高時給が理由で始めたアルバイトオペレーターです。パフォーマンスを認められてチームリーダーに昇格。チームリーダーとして経験を積んで、入社1年後にはスーパーバイザーになりました。
スーパーバイザーになると同時に契約社員になり、さらに経験を積んで正社員の推薦をもらう予定でした。コールセンターで正社員になるための王道ルートです。
私のいたコールセンターは、あるメーカーのデジタルカメラユーザーサポートでした。この頃、携帯カメラの技術革新とスマートフォンの登場で、コンシューマー用カメラの産業構造は大きく変化しています。
王道ルートに乗り正社員推薦も目の前というときに、私のいたコールセンターは東京から東北地方の田畑豊かな田舎に移転が決定。本社ごとの移転だったため、東京で働き続けることはできませんでした。 - アウトソーサー型コールセンター時代
- 自然豊かで気持ちのいい場所でしたが、私は田舎で暮らす選択はしませんでした。移転先のコールセンターが無事に稼働したことを見届けての退職です。
正社員志向は変わらなかったため転職エージェントに斡旋してもらい、2008年に都内のアウトソーサー型コールセンターに転職。
契約社員だった私が正社員で採用された理由は、スーパーバイザーの経験です。転職先が大型のコールセンターを受注したばかりのタイミングで、経験を積んだスーパーバイザーが不足していました。
アウトソーサー型のため、ひとつの案件に縛られることはありません。2011年に案件責任者であるアカウントマネージャーに昇格し、複数の案件の運用、立ち上げ、再生を経験。2018年に人事部に異動して、中途入社の正社員採用と社内昇格試験の運用に関わりました。
2年の人事部経験を経て、営業部に異動。採用から離れてしまったものの、中途入社が多いコールセンター業界において私のいる会社も例外ではありません。中途入社の約3分の1くらいは、前職よりポジションを上げて入社してくる印象です。
採用活動経験
- アカウントマネージャー時代は200名以上のアルバイトオペレーターの面接を実施
- 人事部時代は50人以上の正社員の募集・面接・採用に携わる
- 社内の昇進試験の事務局を取り仕切り100名以上の合否判定に立ち会う
この経験から
- コールセンターのオペレーション現場が採用したい人材像
- 昇進試験で決裁者が合格させたい人
- 転職をしてキャリアを一気に引き上げる方法
に詳しいです。